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東日本大震災の影響で開講が遅れていた「科学者の卵 養成講座」がスタートしました。科学に興味のある高校1、2年生を対象に、東北大学で講義・実習・実験を行い、未来の科学者を育てようというプログラムです。
7月9日、片平さくらホールにて開講式と第1回目の特別講義が開催されました。
7月9日、片平さくらホールにて開講式と第1回目の特別講義が開催されました。
司会は工学研究科 安藤晃先生です
開講の挨拶:小谷元子先生
安藤先生の無茶ぶり企画「近くの人と自己紹介」一気に和やかなムードに
生命科学研究科 渡辺正夫先生「進化論を唱えたダーヴィンも注目した高等植物の自家不和合性~花粉と雌しべの細胞間コミュニケーションとその分子機構~」クイズに正解した高校生にお花をプレゼント
地震・噴火予知研究観測センター 海野徳仁先生「2011年東北地方太平洋沖地震について」
しっかりノートをとる高校生たちです(スバラシイ)
「じかふわごうせい」とか「あすぺりてぃ」とか高校生には難しいと思われるキーワードが出てきても、さすがこのプログラムに応募してきただけあって、受け入れる力のある子たちなんですね。
7月2日、東北大学川内北キャンパス学生実験棟にて、物理学専攻金田雅司先生による“放射線測定実習セミナー~放射線量計を正しく使うための入門講座~”が開催されました。建築士・技術士、小中高教員の方で、地域の放射線測定を行う予定の30名が参加しました。
室内実習2まとめ、屋外実習のまとめ、資料は金田先生の「放射線測定実習セミナー~放射線量計を正しく使うための入門講座~」に掲載されています。
<講義>
・物質は何から出来ているのか?
・放射性物質と放射線
・放射線の測定原理
<室内実習1/検出器の揺らぎ>
・NaⅠをサーべーメータで計測
<室内実習2/検出器の個体差>
・TCS-171で測定した放射線強度と、参加者の方が持参した測定器を比較
<野外実習/川内キャンパスの放射線量率を測定>
・複数の地点での空間線量率を測定
-地表1メートル、地面(あるいは植物の表面)
・土、アスファルト、コンクリート、植え込み、側溝など
・ガイガーミュラー管の場合、β線の遮蔽ありなしも比較
-全く同じ場所で、測定器毎にどの位違うのだろうか?
-記録シートに記入
・グラフを作成
室内実習2まとめ、屋外実習のまとめ、資料は金田先生の「放射線測定実習セミナー~放射線量計を正しく使うための入門講座~」に掲載されています。